研究班紹介

分担研究者 吉村 健佑

分担研究者 吉村 健佑(国立保健医療科学院 主任研究官)

KENSUKE YOSHIMURA

千葉大学医学部医学科卒業、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修了(M.P.H.:公衆衛生学修士)
千葉大学大学院医学研究院修了(Ph.D:医学博士)。

 精神科医として主に千葉県内で精神科薬物療法、認知行動療法、リエゾン・コンサルテーション精神医学の実践、また製造業や医療機関において産業医としてメンタルヘルス対策の実務、医学生・研修医・コメディカルへの教育に従事。
 2015年厚生労働省に入省し、医系技官として医療ビッグデータとしてのレセプト情報等データベース(NDB)のシステム更改と機能増強・利用規制の緩和、NDBオープンデータの仕様検討と作成・公開、遠隔診療のエビデンス構築に資する研究班の立ち上げなど医療情報に関連した政策立案と制度設計に関わる。2017年より厚生労働省と国立保健医療科学院を併任して政策研究を実施。2018年より医療機関の持続可能性をテーマに千葉大学医学部附属病院にて病院経営・管理学についての教育・研究に取り組む。
 現在の研究テーマとしてレセプトデータを用いた診療の実態分析、医療経済分析、合理的な病院経営、さらに科学的根拠に基づく公衆衛生(EBPH:Evidence Based Public Health)の実現とそれを担う地域医療・公衆衛生の人材育成に関心を持っている。

 

※本プロフィールは、平成30年度研究班参加当時のものです。